子宮頸癌ワクチン キャッチアップ接種 - こどもクリニック 友枝
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子宮頸がんワクチンを無料で受けられる年齢が広がりました
~平成9年4月2日以降に生まれた方が対象です~
子宮頸癌ワクチンの必要性
- 子宮頸がんワクチンは、平成25年4月から定期接種を開始したものの、その後多様な副反応と思われる症状が報告され、国は積極的接種推奨を一旦差し控えるという方針を示しました。このため、しばらく受ける人がほぼいない状態が続き、その影響で若い女性に子宮頸がんを発症する人が増えてきました。
- このことを重く見た厚生労働省は、接種を推奨するという方向に舵を切り直し、令和4年度から下記の要領で本ワクチンの接種を、キャッチアップ接種という形で積極的に勧めることにしました。
- ワクチンは非常に大きな効果があり、接種すると子宮頸がんを7割防ぐことができ、効果は20年間位続きます。罹った時の事を考えると、是非受けておきたいワクチンです。
キャッチアップ接種とは?
子宮頸がんワクチンは、本来小学6年生から高校1年生までの間に接種することになっているワクチンですが、国が積極的な接種勧奨を控えていた手前、この間に接種を見合わせていた人を救済するという意味で、接種対象者を拡大して、受けそびれていた人達のにも接種の機会を与えて、遅れていた分を埋め合わせることにしました。これをキャッチアップ接種と言います。
対象者
平成9年4月2日以降に生まれた方(年齢の上限は、令和4年度中に25歳になる方まで)が対象です。
向こう3年間(令和7年3月31日まで)この方策が続けられ、その後は本来の接種対象年齢(小学6年生~高校1年生まで)に戻されます。
接種対象の方は、お早めに接種されますようお勧めします。
ワクチンの種類・接種回数
★ガーダシル:4価(4種類のウイルスに対するワクチンが入っています)
★サーバリックス:2価(2種類のウイルスに対するワクチンが入っています)
★シルガード9:9価(9種類のウイルスに対するワクチンが入っています)
いずれのワクチンも、3回接種します。
1回目接種の後、
2回目:2ヶ月後(サーバリックスの場合は1ヶ月後)
3回目:初回から6ヶ月後
料金は無料です。
キャッチアップ接種は、いつから受けられますか?
令和4年7月1日(金)より実施中です。
なお、本来の接種対象年齢である小学6年生から高校1年生までの方は、いつでも接種可能です。
小学6年生から接種可能ですが、標準的には、中学1年生になってからの接種をお勧めしています。
何かご不明な点がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。 ご希望を伺いながら、効率の良い接種計画をご提案いたします。
子宮頸がんワクチンを予約する
ご予約は、ドクターキューブからどうぞご不明な点がございましたら、下記へお問い合わせ下さいませ
(予防接種専用)