新型コロナウイルス
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症状
・発熱、乾性咳、頭痛、筋肉痛、悪心(嘔吐なし)が比較的多くみられる症状で、倦怠感を伴うこともある。
・嗅覚障害・味覚障害が、特に若年者・女性に比較的多くみられる(イタリアの報告では3割程度)。
・初期症状はインフルエンザや感冒に似ており、この時期にこれらと新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を区別することは困難。
・下痢・嘔吐などの消化器症状がみられるのは、10%未満と少ない。
感染経路・潜伏期間
【感染経路】
咳や会話によって生じる「しぶき」を吸うことによる飛沫感染が主体で、ウイルスの付着したものに触れた手で口・鼻・目を触ったりすることによる接触感染もある。換気の悪い環境では、咳・くしゃみ等がなくても感染(空気感染)すると言われている。
【潜伏期間】
1〜14日、平均5日程度。
【感染力のある期間】
発症の2日前から、発症後7〜10日間程度。感染力は発症直後に最も強く、発症後8日で大幅に弱まる。
【季節性】
従来のコロナウイルス感染症は、温帯地方では冬季に流行するとされるが、COVID-19に関しては不明。
重症化の危険因子
重症化の危険因子
・65歳以上の高齢者
・慢性呼吸器疾患
・慢性腎臓病
・糖尿病
・高血圧
・心血管疾患
・肥満(BMI≧30)
その他、要注意の基礎疾患
・生物学的製剤の使用
・臓器移植後やその他の免疫不全
・HIV感染症(特にCD4≦200/L)
・喫煙歴
・妊婦
・悪性腫瘍
(厚生労働省発行 新型コロナウイルス感染症診療の手引きより)
当院の感染症対策
当院は「診療・検査医療機関」となっております。必要に応じて、適宜、新型コロナウイルス検査を行います。
当院では、新型コロナウイルス感染症予防対策として、以下のことを行っています。
1.急な発熱時にすぐに服用できるように、予備の漢方薬を常備してもらっています。全身状態が悪くなけば、発熱してもすぐには受診せず、その漢方薬を2日間くらい服用し、それでも解熱しない時に受診してもらうようにすすめています(状態が悪い場合は、もちろん早めに受診されて構いません)。
2.予防接種のために来院する児と、カゼ症状で受診する児とを、時間的・空間的に隔離しています。発熱患者への対応として事前電話での受診相談、また、対応できる医療機関へ紹介する等の対策を講じています。
3.予防接種のために来院する回数がなるべく少なくなるように、接種計画を立てています。
4.患者が坐った所・触れた所等、共有部分・共有物をこまめに消毒液で拭いています。
5.1時間おきにクリニックの換気をしています。
6.待合室・診察室に空気清浄機を設置しています。
7.職員に対して、サージカルマスクの着用、手指衛生を適切に実施しています。
8.職員に対して、毎日(朝、夕)の検温等の健康管理を適切に実施しています。
9.患者、取引業者等に対して、マスクの着用、手指衛生の適切な実施を指導しています。
10.体調不良の職員は、出勤を控えたり適切な対応を講じています。
11.受付における感染予防策(遮蔽物の設置等)を講じています。
12.患者間が一定の距離が保てるよう必要な措置を講じています。
13.マスク等を廃棄する際適切な方法を講じています。